メジャーリーガーの少年時代

私は以前からメジャーリーガーたちが、米国出身の選手だけでなく、日本や中米の出身の選手が少なくないことに興味を持っていました。

10年前には

帝国化するメジャーリーグ

という本を出しています。

それからも、国際大会で戦う選手であっても、国や地域によって、選手たちがどのような状況下で育ってきたのか、育成されてきたのかということに関心があります。

本来ならば、いろいろな国を回って、子どもたちがどのように練習をし、指導者や保護者がどのように関わっているのかを見たいのですが、旅費という経済的な事情などから、なかなか実現しません。

いつも取材させてもらっているデトロイトタイガースの選手に少し取材をしました。ツイートしていますので、そちらを貼り付けます。

米国生まれ、育ちのリック・ポーセロ投手。

ポーセロ投手には高校時代の話を聞いています。学校単位での野球チームはシーズンが春先から夏までの数か月しかありません。残りの期間、ポーセロ投手は優秀な選手ばかりを集めたトラベルチームで野球をしています。ポーセロは「サマーチーム」と表現していました。ポーセロ投手が高校の野球部オフの期間にプレーしていたトラベルチームでは、プロ選手を何人も輩出しているようです。

ドミニカ共和国の野球選手の育成には Buscones という肩書の人が大きな役割をはたしています。この肩書の人がプライベートアカデミーを運営していたり、選手を指導しながら、メジャーリーグ球団への売り込みをします。選手がメジャーリーグ球団と契約した際に、契約金から一定の割合をもらっています。

こちらの英文記事にどういう仕事をしているのかが紹介されています。http://usatoday30.usatoday.com/sports/baseball/2009-03-27-buscones-side_N.htm

ベネズエラ出身、昨年のア・リーグ防御率1位アニバル・サンチェス投手